プラダン(ダンプラ)とは?
プラダン(ダンプラ)とは?
プラダン(ダンプラ)とは、「プラスチックダンボール」の略で、ポリプロピレン(PP)で作られた段ボールをイメージすると伝わりやすいでしょう。素材となるポリプロピレンは、従来の紙の段ボールに比べ軽量で扱いやすく、また強度があるというメリットを持つため、繰り返し使うことの多い梱包材や看板などの用途に用いられます。
ご使用例
プラダンの特性
プラダンは、一体押出中空構造で作られています。
一体型なので、ダンボールのように、シート(両面と中芯)が剥がれる心配はありません。
シートを横から見ると断面は、ダンボールのように穴が開いていて、中空構造となっています。
中空構造ではないプラスチックの材質に比べると、軽量で持ち運びがしやすい素材です。
物品の輸送や保管時の持ち運びの負担を軽減することができます。
内寸500×500×500ミリ みかん箱型の場合
プラダン5ミリ使用(2kg程度)
プラダンのメリット
カスタマイズしやすい
プラダンはカスタマイズしやすい素材です。プラダンファクトリーでは、専用の加工機械を用いてカット、熱曲げ、溶着、印刷などが可能です。ケースや仕切、印刷物などの製作を行っています。
繰り返し使えて経済的
ダンボールは、ネット通販の梱包でもよく使われていますが、一度使用すると破れや潰れなど、形状や強度が変化し、再利用が難しい場合があります。
プラダンはプラスチックで出来ているため衝撃に強く、運送便で輸送するときにも、ダンボールに比べて破れや潰れの心配が少ない素材です。何度も繰り返し使うことができるため、長期目線で考えると梱包資材の経費削減をすることができます。
色が豊富(11色)
ダンボールは、茶色(クラフト色)が一般的です。ダンボールでも、色付きのものは存在しますが、数量が多くないと注文ができません。
プラダンは、色の種類が豊富です。 1ケースでも、ご希望の色で注文することができます。
ナチュラル、ホワイト、ブラック、ライトブルー、グレー、グリーン
イエロー、レッド、オレンジ、ベージュ、ダークブルー(11色)からお選びいただけます。
強度
プラダンはポリプロピレンを原料としているため、強度があります 。物品を保護し、外部の衝撃や振動から守ることができます。プラダンケースの内側に緩衝材を組み合わせることで、より一層しっかりと製品を守ることができます。
水濡れに強い
ダンボールは紙製の素材で出来ているので、雨の日に使うと、濡れて水を吸収し、形状や強度が低下する可能性があります。
プラダンはプラスチックの素材で出来ているので、水濡れに強く、水をはじきます。
雨の日に濡れても、タオル等で拭きそのまま使うことができます。湿気の多い場所や、雨天時の持ち運びに便利です。
プラダン | ダンボール | |
---|---|---|
軽量 | △ | 〇 |
カスタマイズのしやすさ | △ | 〇 |
再利用 | 〇 | × |
色が豊富 | 〇 | × |
強度 | 〇 | × |
水濡れ | 〇 | × |
プラダンのデメリット
こうした様々な強みを持つプラダンですが、軽さやカスタマイズのしやすさといった面では従来の紙製のダンボールのほうが優位性を持つことがあります。特に、プラダンは特殊な加工技術を要するため、ご自宅で裁断をおこなうよりも、オーダーメイドのおこなえる企業に依頼する方が良いでしょう。
プラダン製品のオーダーメイドはプラダンファクトリーへ
プラダンファクトリーは、国内メーカーで製造されたプラダンを使用しています。
日本全国からオーダーメイドで、さまざまなご注文を承っております。
箱の中にお入れになる製品に合わせて、ケースの形状や緩衝材のご提案も可能です。
1ケースでもご注文可能です。ご希望の仕様やサイズ・プラダンの色をお選びいただけます。
プラダンファクトリーは、河野産業グループのプラダン加工部門です。
河野産業は、福岡で1948年創業、今年で76年を迎えます。
福岡県飯塚市に工場があり、プラダンケースの製造を行っております。
プラダンシートやプラダン部品の在庫を保管しています。
まずはお気軽にお問い合わせください。